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養生や薬物療法で治せる疾患と治療が難しい肺高血圧症

どんな病気であっても治したいとは誰もが思うことです。
自覚症状が苦しい疾患であればそれから逃れたいと考え、自覚症状がなくとも重篤化したり合併症が生じたりするものとなれば一刻も早く治す方法を取りたいと願うものでしょう。
病気によってとるべき対策は大きく異なり、養生をしていれば自然に治るものもあれば、積極的に治療薬を飲むことで早く改善するものもあります。
感染症の多くはこれに相当し、養生することで体力を保ち、抗生物質などの治療効果のある薬を飲むことで治療を促進できます。
これに対して、高血圧の治療は養生していれば良いものではありません。
高血圧の原因は生活習慣であることもあれば、基礎疾患がある場合もありますが、いずれの場合においても積極的な治療への取り組みが必要です。
高血圧治療薬は血圧を下げることができるという対症療法の薬であり、根本治療はなされません。
そのため、生活習慣が原因であればそれを積極的に改善する必要があります。
また、原因疾患がある場合にはその治療を行うことによって初めて高血圧の治療ができる可能性が見出だせるのです。
原因として動脈閉塞が問題になることが多く、肺でそれが起こると肺動脈性肺高血圧症となります。
希少疾病として未だに確立された治療法がなく、対症療法として降圧治療を行うことができるというのが現状となっています。
そういった治療を達成することがままならない疾患も未だに数多く存在しているのが現代医学の現状です。
外科的な手術による治療ができる場合もありますが、それが不可能となってしまう病態もあるというケースも少なくありません。
薬物治療や養生によって治るというのはとても恵まれていることなのです。

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