血圧が高くなる原因

薬を持っている男性

高血圧は原因がはっきりしない本態性高血圧と、原因がはっきりしている二次性高血圧に分かれます。
後者の二次性のものは、腎臓の疾患や妊娠、甲状腺、大動脈などの疾患によって起こることがあります。
こちらは原因がはっきりしているので、原因となる疾患を治療することで完治できる可能性があります。
本態性の場合は原因は特定できませんが、食塩の摂りすぎ、肥満、喫煙、お酒の飲み過ぎ、ストレス、などで起こることが多いです。
特に食塩の摂りすぎは必ずと言って良いほど指摘されます。
高血圧の治療では、1日の食塩摂取量を6mg未満にまで抑えることが推奨されています。
塩分を摂りすぎると、血液中のナトリウム濃度が高くなります。
ナトリウムと水分は一緒に動く性質を持っています。
ナトリウムが血管内に多いということは、血管のまわりの水分が血管内に引き込まれるということです。
すると血管の中の水の量が増えます。
心臓が押し出す圧力が高くなるため、血圧が高くなります。
これが塩分を多くとってはいけないと言われる理由です。
逆に、カリウムにはナトリウムを引き出す効果があります。
過剰なナトリウムは腎臓から排出されるようにできていますが、ナトリウムはカリウムが一緒でないと排出されないという特徴があります。
そのため、ナトリウムを排出したいならば、カリウムを体の中に入れなければいけないことになります。
カリウムの1日の基準量は、3,500mgくらいです。
日本人は全体的にカリウム不足の傾向があり、平均で1日2,300mgしかとれていないと言われています。
この不足分を埋め合わせるには、普段から野菜を意識的に摂取することが大切です。
また、手軽にカリウムがとれる無塩のトマトジュースなども活用すると良いでしょう。

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